研究討議(令和4年11月8日)での教科横断的な視点による『提言3』

令和4年度11月8日(火)小学校6年生外国語科「LESSON8 What sport do you like?」(人気のスポーツを調べよう。)の校内公開授業の様子です。

 昨年度より小中連携の通年の取組として、本校の英語科の教員が町内の3小学校に出向き、週2時間、外国語科(小学校6年生)の専科授業を行っています。本日は、象郷小学校6年生の児童に中学校へ来てもらい、外国語科の公開授業を実施しました。

 指導者として、香川大学教育学部附属坂出中学校より石田吏沙氏、香川県教育委員会義務教育課より藤崎主任指導主事にお越しいただきました。

 学習課題を「象小っ子が体験してみたい障がい者スポーツを琴中の校長先生に伝えよう」としました。本校では、人権学習の一環として、障がい者スポーツの体験学習を行っています。来年入学予定の6年生に6種目の中から自分がやってみたい競技を選び、既習内容の「want to」を用いてお互いに伝え合い、最後に校長先生に宛てた手紙を書くという授業を行いました。

 手紙を書く際に3人グループをつくり、早く書き終わった児童は、Student Teacherとしてできていない班員にアドバイスしている姿も見られました。

 授業後、教員が4人グループでKJ法を用いて、本時の学習について「学びが深まっていたところ」、「停滞していたところ」を整理し、教科横断的な視点について「提言」としてまとめました。

 各グループの発表後に、石田吏沙氏、藤崎主任指導主事より指導・助言をいただきました。

研究討議(令和4年10月5日)での教科横断的な視点による『提言2』

令和4年度10月5日(水)2年生数学科「一次関数」の校内公開授業の様子です。学習目標を「2つの方程式のグラフの交点の座標を求めよう」、バズ課題を「グラフの交点の座標が、連立方程式の解と同じになったのはどうして?」とし、2つの方程式の連立方程式の解と一次関数のグラフの交点との関係について考察する授業でした。

令和4年度10月5日(水)1年生道徳科 教材名「裏庭でのできごと」の校内公開授業の様子です。学習目標を「誠実な生き方とは?」、バズ課題を「健二の行動に共感する?共感しない?」とし、主人公健二の心の変容について考える活動を通して、誠実な行動と責任について考える授業でした。

令和4年度9月9日(金)1年生国語科「言葉の世界を広げよう」の校内公開授業の様子です。

 本時の学習目標は、「身の回りにあるいろいろな比喩表現の、その効果についての説明文を書くことを通して、比喩表現についての理解を深めることができる」です。学習課題を「選んだ比喩表現の効果を説明する文章を書こう」、バズ課題を「説明し合うことで比喩表現についての理解を深めよう」とし、生徒がよく知っている歌の歌詞や今まで学習してきた詩や俳句等からお気に入りの表現を1つ選び、級友に分かりやすく説明しようという授業でした。授業の最後の「振り返り」では、教師から「振り返りの観点を提示」し、それに沿った感想が書けていました。

令和4年度8月22日(月)香川大学 清水顕人先生の講話「協働的な学びで大切なこと」の様子です。

香川大学 大学院教育学研究科 准教授 清水先生にご来校いただき、「協働的な学びで大切なこと」と題して講話をしていただきました。

講話内容は、「琴平中学校の研究から、協働的な学びの充実に向けて」、「琴中バズ学習×ICT(SkyMenuを例に)」、「琴中バズ学習×哲学対話」についてで、講話の1時間があっという間に過ぎ、もっとお話をお伺いしたかったです。話の中で、「学習課題・バズ課題が子ども達にとって解きたい問いになっているのか、そのような問いになっていいれば、感情が働き、必然と話し合いが始まる。」「一人一台の一人一台のタブレットをどのように使わせるのか、例えば、全員の考えを一覧表示し、可視化することが対話の入口になる。教師役割はファシリテーター。」等、私たちが研究を進める上での大切なことや留意点をアドバイスしていただきました。

令和4年度7月13日(水)2年生保健体育「ダンス(創作ダンス)」の校内公開授業の様子です。

学習課題を「知っているスポーツをイメージして、動きを表現しよう。」、バズ課題を「スポーツの感動の一瞬を表現するためには?」とし、自分たちが表現したいスポーツの場面や動きについて考えました。バズを通して、強調したい場面とその効果的な「デフォルメ」について話し合い、自分たちのイメージをどう表現につなげるか、どのグループも悪戦苦闘していました。最初の授業だったので、生徒にとっては難しい課題であったと感じます。このような授業を繰り返していくことで、表現の仕方の引き出しが増え、テーマに応じた表現力の向上に繋がっていくと考えます。

令和4年度7月12日(火)2年生社会科「九州地方」の校内公開授業の様子です。

 学習課題を「火山は、人々の生活にどのような影響を与えているだろう」、バズ課題を「火山のある地域のメリットは何だろう。」とし、温泉地図や地熱発電量等の資料を基に、ペアやバズによる話し合いを通して、火山がある地域の人々の暮らしについて考えを深める授業を行いました。、授業の後半では、本時の学習のまとめとして、下記の評価の観点を生徒に示し、火山がある地域の人々生活について、メリットとデメリットの両面からペアで説明させました。

研究討議(令和4年6月28日)での教科横断的な視点による『提言』

令和4年6月28日 2年生理科「天気とその変化(雲のでき方)」の公開授業の様子です。

 香川県教育委員会義務教育課より深澤主任指導主事、出濱主任指導主事にお越しいただき、2年生で理科の研究授業を行いました。

 バズ課題を「雲はなぜできる?」とし、生徒達は既習内容を基に雲のでき方を予想し、「気圧と気温の関係」や「雲の発生に必要な条件」を調べる実験を通して、雲のでき方について考える授業を行いました。

 授業後、教員が4人グループでKJ法を用いて、本時の学習について「学びが深まっていたところ」、「停滞していたところ」を整理し、教科横断的な視点について提言としてまとめました。

 各グループの発表後に、深澤主任指導主事、琴平町教育委員会森江主任指導主事より指導・助言をいただきました。